30歳、自然妊娠と稽留流産

<妊活スタート>

結婚して1年が経ち、そろそろ子どもがいてもいいかな〜と考えたのが30歳の時でした。

結婚して1年程度は大人だけの生活をしてみたいという思いがあったので

妊娠しないようにしていました。

私が30歳、夫が32歳の時、何気なく子どもがほしいか夫に尋ねると「それは欲しいよ」と私の想像よりも力強い返事があり「これはさっそく妊活を開始しよう」と思いました。

妊活を始めると言っても、私の実母は高齢出産で40歳の時に弟を出産していましたし、

妹も結婚してすぐに赤ちゃんを授かっていました。

私自身は、生理も毎月規則的に来るし、婦人科系の病気もない(公の子宮頸がんの受けたことがある程度)のだからすぐに妊娠するだろうと考えていました。

特に情報収集することもありませんでした。

もしかしたら友人に勧められて、Dear-Naturano葉酸のサプリメントは飲んだかもしれません。

のんきな妊活を開始し3、4ヶ月後思いがけず妊娠することができました。

<妊娠発覚>

妊娠しているとは微塵も思っていなかったので月経予定期間中に、

14時間飛行機に乗ってヨーロッパにでかけました。

ただ今思えば妊娠初期の兆候はあったようで、

やたらに眠かったり、お腹がすくのに食べたいものが分からない、気持ち悪くてトイレに駆け込むということがありました。

でも、初めてのヨーロッパでちょうど時差が7時間ある国だったので、

これは時差ボケのせいだと思っていましたし、生ハムやチーズ、ワインも飲んでいました。

帰国しても生理が来ないのでおかしいと思い検査薬を使ったところ陽性反応がでて

病院で双子の妊娠が分かりました。

妊活を始めたものの、子どもがすごく欲しいという強い気持ちはあまりなく、

大人2人でも楽しいけどせっかくなら年齢のこともあるしとりあえずやってみようくらいの

気持ちだったのですが

妊娠がわかった時は、今までにない温かい気持ちが胸に広がって「妊娠するってこんなにうれしいことなんだ」と感じ自分の中に母性?のようなものがあることにも嬉しくなりました。

<稽留流産>

双子だったため、総合周産期母子医療センターがある

東京女子医大八千代医療センターへ通いはじめました。

ただ残念ながら、妊娠4ヶ月の検診で稽留流産してしまいました。

お腹が痛くなることもなく、血が出ることも無く、静かに成長が止まってしまっていました。

クリオネのようにピョコピョコ動いている様子が見られると思ったエコーの画面には

真っ暗な画像だけが見え、先生もあれ・・と一生懸命見てくれていました。

「ああだめなんだ」と冷静な頭と「残念で仕方ない」という気持ちで涙がとめどなく溢れて来ました。

この時のことは今でも鮮明に覚えています。

一生懸命、希望を見つけようと見てくれる先生の様子は悲しかったけど救われる気持ちでした。

先生は、「この時期の流産は、何が悪いということではなく染色体異常によるものだから自分を責めないように」と説明してくださいました。

海外に行っていたせいかなとも一瞬頭をよぎりましたが、そういうものではないと先生が励ましてくれのはありがたかったです。

とてもとても辛かったけど受け止めることが出来たのは先生のおかげだと思います。

<流産手術>

そして、近日中に流産の手術をすることになり2泊3日の入院することになりました。

夜、大切にしていたお腹にバルーンを入れて膨張させ眠ります。

生理痛のような鈍痛で悲しさも増しました。

翌朝、朝食を食べてから点滴か薬か失念しましたが

排出を起こす薬を使います。

助産師さんからは、1回〜3回薬を使いお昼頃に手術をすることになるだろうと説明を受けましたが

私の場合1回目の薬が効き血の塊のようなものが排出されるようになり早い段階で手術を受けることになりました。

気遣いではなく医学的に?手術ではあるけれどいちよう出産なのだと説明を受けた気がします。

排出を促すと表現しましたが、陣痛を起こすという説明を受けたような気がします。

痛みはそこまでありませんでした。

手術をする部屋に移動し静脈麻酔をすると

一瞬で眠りに落ち気がつけば手術は終了していました。

かかった時間は15〜20分くらいだったそうですが目覚めたのは1時間後くらいだったと思います。

よく覚えていません。

麻酔のせいかハイテンションで夫に話しかけていたことは覚えています。

そのあとは、体が重く、お腹に鈍痛がありフラフラする状態でした。

夕食もゆっくりですが食べきることができました。

個室だったので、寂しさを紛らわしつつ、思い出に残らないようラジオをかけて過ごしました。

翌朝もゆっくりですが朝食を完食。

歩いて診察には行けましたが、

帰りは立てなくなり車椅子でお部屋まで連れて行ってもらいました。

出血量が多かったようで、鉄分の薬と点滴をして退院しました。

12月の下旬の入院だったので、先生に言われるまま2週間程、仕事も休みました。

休ませてくれる雰囲気の職場でよかったです。

私は双子だった為でしょうか・・

インターネットで検索すると手術は日帰りで安静期間も3日というケースもあるようです。

<入院・手術にかかった費用>

私は東京女子医大八千代医療センターのシャワーなし個室に入院しましたが

かかった費用は約27万円でした。

妊娠4ヶ月以上(85日)以上で出産した場合(流産含む)

1児につき42万円が出産一時金として健康保険から支給される制度があります。

出産一時金の直接支払い制度もあったので窓口では精算することもありませんでした。

私は会社員だったので後日会社の健康保険組合に書類を提出、後日差額が口座に振り込まれました。

出産一時金のおかげで、持ち出し金0で入院・手術することが

できたのはとても有り難かったです。

流産で心身ともに辛いなか、お金もかかるとなると

本当に心をへし折られると思うのでこの医療制度には感謝しきれません。

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